アロマオイルの効能とは、日本では医療用としてではなく、一般の健康グッズとして使われている言葉です。医療用の治療に該当するものではなく、あくまでもアロマテラピーの一環として言われているものです。
アロマオイルの効能については、海外では殺菌用に使われたり、うつ状態の改善に使われている国もあるようです。日本ではアロマテラピーとして、民間療法の健康法に利用されています。
アロマオイルには、リフレッシュや抗うつ、精神安定などの効能があるとされ、それぞれの精油毎に異なった作用が期待されています。
一般的にアロマオイルを使ったアロマテラピーが有名ですが、アロマキャンドルやお香などのように、火を灯した状態で効能を楽しむ方法もあります。
アロマオイルの中には、精油と呼ばれるものが多く存在します。不純物を残さないで精製されたオイルの事を、精油やピュアオイルと呼ぶようです。
では実際になぜアロマオイルの香りが、人の心身に作用を及ぼすのでしょうか。実は人の脳には、考えるための脳と感じるための脳が存在し、アロマはその感じるための脳に影響を及ぼすといわれています。
人には五感がありますが、その一つにニオイを嗅ぐ感覚と言うものがあります。アロマテラピーは、このニオイを嗅ぐことに着目して行なわれているのです。
実際にお寺に行くとお香のニオイがたちこめていて、何処か心の安定を促してくれます。アロマオイルの効能も、実はそういった事が原点となっているようです。
例えば赤ちゃんはまだ目が良く見えない分、お母さんの事をニオイで判断しているそうです。そもそも人間がにおいに敏感であり、影響を受けている証拠ともいえるでしょう。
アロマオイルにはそれぞれ独特な香りがあるので、人にだけではなくて動物にも影響を与えます。最近ではペットアロマといった、ペットをいやすためにも使われています。
またアロマオイルの効能を上手に利用すると、冬の風邪を引きやすい期間には除菌をしたり、夏の間は除虫に効果を発揮してくれたりもするのです。
アロマオイルの効能は医療的なものではありませんが、専用のガイドブックや専門家に相談して、自分に合ったもの、環境にあったものを賢く利用していきましょう。