ビギナーにとってのホームページ作成とは、まずテーマを考えることから始める必要があります。個人の趣味をテーマにしたホームページから、ビジネスに関するものまであらゆるものから選ぶ必要があるのです。
いぜんはホームページ作成ビギナーには、ホームページビルダーなどの専用ソフトが良いとされていました。何故らば難しいHTMLタグが分からなくても、ワープロ感覚で作成できるからです。
また最初は趣味やペットなどのサイトを作成して、プロバイダーが提供する無料のホームページ用のサーバースペースを利用する。そういった作り方が、ビギナーにとっては一般的でした。
それに対して最近では無料のブログサービスを利用する方法が、一般的なビギナー向けのホームページ作りには適しているといわれだしています。
ビギナーにとって一番ホームページ作りで難しいのは、HTMLのタグとCSSを使ったレイアウトの整理です。無料ブログサービスの場合には、最初からテンプレートが用意されており、写真のアップロードも簡単に行なえます。
またホームページビルダーなどのHTMLで作ったサイトと違い、サーバーにファイルをFTPでアップロードする必要もありません。実はビギナーが躓きやすいのは、このサーバーへファイルをアップロードする作業でもあったのです。
その点無料ブログは、Web2.0といわれるサービスの一環なので、サーバーへ自分が決めたIDとパスワードでログインすることで作業が出来ます。
つまり今までは自分のパソコンでホームページを作り、ファイルに保存。そのファイルをサーバーにアップロードして、初めてサイトとして表示されていました。
それに対して無料ブログは、サーバーの中で記事を書き画像をアップロードすれば、簡単にホームページが完成してしまいます。
実際に無料ブログサービスの元となるのは、Movable Type(ムーバブルタイプ、通称MT)です。このMTはビギナーにとっては使い勝手が難しいため、若干機能を省きテンプレートを増やしたのが無料ブログです。
ビギナーのホームページ作成としては、まず簡単手軽に楽しめる無料ブログサービスから始めることがお勧めです。ヘルプ機能にはカスタマイズのサポートも充実しているので、少しずつHTMLやCSSを覚えることも可能です。
ホームページビルダーなどのHTMLサイトの場合は、作りこむには適していますが更新に手間がかかることや、検索エンジンへの登録など無料ブログに比べて手が掛かります。
そういった意味をふまえて、ビギナーにとって最適なホームページ作りは、まず無料ブログからとなりそうです。